26，事件ホイホイとの遭遇��-3 ページ26
軽いものを、お使いに頼む保護者の気遣いが感じられる。俺の時、スイカを頼んだ親父は何を考えていたんだ。
『哀ちゃんは？』
「私は、博士の腰痛薬」
あのじぃさんも懲りねぇな……
『コナンくんは？』
「………………｡」
名探偵はAの声が聞こえていないようで、考え込んだままだ。
『コナンくん？おーい、コナンくん？』
Aが顔をのぞき込むと、名探偵は驚いた顔で
「な、なぁに？A姉ちゃん」
と、誤魔化したように笑った。
「ボウズは、何買ったんだ？」
俺がそう聞くと、
「え…」
と名探偵が俺の言葉に目を見開く。
そしてAの不思議そうな目を見て、ごめん、質問なぁに？と聞き返す。
………………………｡
絶対今、何かやらかした。
“ボウズは何買ったんだ？”この言葉に何かあるか？いや、あるから名探偵はあの顔をしたわけで。
言葉遣いか？いや普通だったはず。じゃあ俺しか言わない言葉とか？“ボウズ”よりも“君”の方が一般的だったかもしれない。たが素で会うのはこれが初めてだし、キッドは“名探偵”としか呼んでいないはず。
あ、
………いや、違う。
“ボウズ…ただのガキじゃねーな……”
これだ。
初対面だ。
初対面の時、確か名探偵呼びじゃなかった。
あれは鈴木財閥の所有するブラックスターの時だったか？
いやいやいや、え？それだけ？“ボウズ”呼びだけで俺の正体バレるかもしんねーの？
てかなんでそんなこと覚えてんの名探偵。俺だって忘れてたぞ。
『コナンくんは何買ったの？』
Aが名探偵に聞く。
「あぁ、おっちゃんの…」
『？』
「おっちゃんの頭痛薬…」
「『………………｡』」
なるほど、と全てを悟る。
眠りの小五郎が飲みすぎて、二日酔いで眠れない小五郎ってか。
名探偵に同情したのか、Aがうんうんと1人頷き、名探偵の髪をわしゃわしゃと撫でる。
何すんだよと抵抗する名探偵。
いくら相手が小学一年生だからといって、それを目の前でされて面白いわけがない。ましてや中身が同い年の男なら尚更だ。
Aと名探偵をベリっと引き剥がす。そして
「オメーあんまひっつくな」
と、Aに耳打ちする。
「ところでさぁ、A姉ちゃん」
名探偵が言う。
うわ、めっちゃ笑ってる。
「さっきは話が逸れて聞きそびれちゃったけど、本当はこんなところで何してたの？」
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麦々茶(プロフ) - はるかさん» わぁぁぁぁめちゃめちゃ嬉しいです😭え、嬉しっ笑笑 (5月8日 19時) (
レス) id: 3bdc5c804c (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 一番最初のプロフィールから面白すぎます！！笑笑本当に大好きです笑笑 (5月8日 6時) (レス) @page2 id: 2597f3a6bb (このIDを非表示/違反報告)
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