私はただのおたくです!!【鬼滅の刃】 (ページ37)

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31話ページ37

不死川さんの稽古。

顔をが怖い割に意外と楽な稽古…

な、訳ないです。めちゃくちゃきついです。

え？待って？これはおかしい。私女の子よ？？まだまだピチピチ(？)よ？？
なのに素振り1000回は死ぬ。腕死ぬって！！！

『あの…しなっ…不死川さん…。』

不死川「口動かせるんだったら手を動かせェ！！！」

『はいいいいいｯｯｯｯｯ』

なんでだよぉ？！私、鬼殺隊でもない一般のオタクよ？？無理だってば！！！

てか不死川さん！！なに呑気に私が作ったおはぎ食べてるの！！可愛いな！！美味しかったんだろ！！朝早くから作ってよかったわ！！(キレ気味)

『997…998…999…』

『1000ｯｯｯｯｯ！！』

『ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｯｯｯｯｯｯｯｯｯｯこれ無理だ今日か明日には私死ぬさよならこの世界。私幸せだった』

木刀なんぞ投げ出して地面に大の字で倒れる。

すると頭の上の方から足音が聞こえた。

不死川「頑張ったなァ…。日が落ちるまでまだ時間がありそうだァ…。」

『へ？へ？何を言い出すんですか不死川さん。私、頑張りましたよね？？』

不死川さんは顔をにやにやさせながら私の顔を覗く。

当然ながら私は汗だくで息を吸うだけで死にそうだ。

不死川「…素振り100回追加…『やめてくださいいいいいいい！！』」

不死川「大声出すんじゃねえええええ！！」

『すみませんんﾞんﾞんﾞんﾞんﾞんﾞ』

っていうやり取りが3回ほど続いた。

何としてでも素振り追加は阻止したかったからねっ☆

…で、素振り追加はどうなったかと言うと

『不死川さん…分かりました。私が毎朝、おはぎを出来たてで作ります。』

『なので、素振り追加はなしにしてもらえませんか…』

不死川さんの顔が少しﾊﾟｱｯと明るくなった気がした。

不死川「…ﾁｯ。しゃーねぇなァ。それでなしにしてやるよォ。」

『やたｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｰｰｰｰｯ!!!!』

なんだよ。私の作ったおはぎ好きなんだな？？素直に言えよツンデレ実弥ちゃん((((

そんなこんなで柱稽古不死川編は一日目を終えた。