お題「好きな子がケガをした」〈鬼巫女〉 ページ6
鬼巫女×A
『───────────っ』
鬼巫女「！！！」
すぐさまAに愚かにも傷をつけた奴を縛り付ける。
鬼巫女「A！大丈夫かしら…？」
『う、うん！大丈夫だよ、鬼巫女ちゃん』
そう発した直後Aの身体から傷が消えていく。想像して、無かったことにしたのだろう。
深く安堵し、縛り付けた輩を睨みつける。
『？鬼巫女ちゃん？』
鬼巫女「Aは先に行ってなさい」
そう穏やかに笑う。
彼女の前では、頼れるお姉さんでありたいから。
Aは首をこてんと傾げ、にこやかに笑い、この場を去っていった。
鬼巫女「さて……」
怯える愚鈍に近寄り、頭を掴み床に叩きつける。
鬼巫女「私のAに傷をつけた悪い手はコレか？」
「がッ───────あぁぁあぁぁぁッ！！」
皮膚がちぎれ、骨が捻れ、軋み、折れる音。
低能は耳をつんざくような声を上げるが、煩かったので喉に力を込めると、あっという間に静かになった。
鬼巫女「煩い、Aが来るだろ？」
「ﾋｭｯ…………ﾊｯ………………」
すぐに殺しては勿体ない、私は様々なことが出来るゆえ、か弱い人間はいとも簡単に殺せてしまう。
だから、優しく、慎重に、力をじわじわと込めて、注意深く───────────
『鬼巫女ちゃん、ソレ、もう動いてないよ』
鬼巫女「───────────あら、本当ね」
もう少し遊びたかったのに、やっぱり人間って脆くてダメだな。
お題「今ならライバルを刺して証拠隠滅もできる」〈oaev〉→←お題「電車に乗っていたら好きな人が隣で寝た」〈高野レン〉
ラッキーカラー(P)
7P
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ムゲン(プロフ) - こちらこそいつも素晴らしいヤンデレをありがとうございます！！ (3月22日 20時) (
レス) id: d2e2a60b2a (このIDを非表示/違反報告)
バニー芳一 - お題使っていただけて嬉しいです、ありがとうございます！良いヤンデレご馳走様です (3月22日 11時) (レス) id: 199524ed07 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ムゲン | 作成日時：2024年3月22日 1時
