転生少女の異世界冒険【転スラ】【賢者の弟子を名乗る賢者】 (ページ7)

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ミラ視点

ゴブ「リムル様、どうぞ」

辺りに緊張が走る。まぁ、主に自分の作った食事を食べて貰うのじゃ、緊張しない奴などいないじゃろ。

リ「おう、ありがと」

うむ、やっぱり妾も気になるのぅ。とは言っても、隣におるのじゃがな。

リ((ぱくっ

モブ1「リムル様味わからないって言ってなかった？」

ゴブ「今は人間のお姿だからな、きっとわかってくださる。美味しいものを召し上がって頂きたいじゃないか。」

何やらあそこは、コソコソ話しておるのぅ。ちょいと気になる。

リ「う、うんっっっまぁぁい」

ゴブリン全員「「「「うおおお！！」」」

うるっさいのぅ、まぁ良いが。

リ「ミラも食べてみろよ！」

む？

ミ「う、うむ、まぁ、食べてやらなくもない」

ま、まぁ、ちょっと気になっておったからのぅ。

ミ((ぱくっ

ふむ、これは・・・！

ミ「うむ、中々美味じゃのぅ。」

ゴブリン全員「「「うおおおー！！」」」

カ「豚頭族(オーク)が大鬼族(オーガ)に仕掛けただって？そんなバカな！」

む？

赤「事実だ。武装した豚共数千の襲撃を受け、里は蹂躙し尽くされた。・・・300人いた同胞は、もうたった6人しかいない。」

ほぅ、豚頭族(オーク)が大鬼族(オーガ)にのぅ。豚が誰の差しがねやら、

カ「信じられん・・・あり得るのか、そんな事・・・」

確かに普通は、あり得ぬ事じゃろうが、恐らくまた発生したのだな、親玉が。

ゴ「そんなに、おかしいことなんすか？」

カ「ゴブタ、当たり前だ豚頭族(オーク)と大鬼族(オーガ)じゃ強さの格が違う。格下の豚頭族(オーク)が仕掛けること自体あり得んし、まして、全滅させるなど・・・」

赤「全滅ではない。まだ俺達がいる。」

カ「・・・すまん」

リ「なるほどな、そりゃ悔しいわけだ。」

ミ「うむ、そうじゃな。」

確かに、自分の大切なものを守れなかったのだからのぅ、その気持ちは痛いほど分かる。

赤「肉はもう良いのか？リムル殿、ミラ殿」

リ「ちょっと、食休み」

ミ「妾は、もう要らぬ。」

リ「えー、まだいけるだろう。それにしても、お前の妹すごいな。薬草や香草に詳しくて、あっという間にゴブリナ達と仲良くなった。」

赤「箱入りだったからな、頼られるのが嬉しいんだろ。」

リ「で、お前らこれからどうすんの？」

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