転生少女の異世界冒険【転スラ】【賢者の弟子を名乗る賢者】 (ページ3)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:2,835 hit

・ページ3

リムル視点

シズさんが亡くなってから数日たったある日、それは、唐突に俺達の村に来た。

村の中心に突如魔方陣が展開された。そして、その魔方陣から、少女が姿を表した。
しかし、その少女の内包する魔素量は今の俺よりも強大だった。

そして、少女は俺を視界に捕らえると真っ直ぐ俺の方え向かってきた。そして、

貴「貴様がシズエを喰ったスライムじゃな。」

そう言い放った。
正直、何で知っているの？って話だ。
俺がシズさんを喰った、と言うのはこの村の奴らと、カバル達しか知らないはずなのに、

だがここは、

リ「・・・あぁ、そうだ！何でお前が知ってい
るのかは知らないが、シズさんの知り合い
か？復習にでも来たのか？」

俺がそう言うと、少女は暫く俺を見つめてから
目を細めてクスクスと笑い出した。そして、

貴「ほぅ、面白い。・・・決めた。スライムよ
妾を配下にしてくれぬか？」

爆弾発言を投下してきた。

リ「え！？」

貴「なんじゃ、ダメか？」

リ「え、いやダメって言うか、君俺より強く
ね？良いのか？俺みたいなスライムの配下
になって、」

貴「よいよい、妾が成りたいと言うておるのじ
ゃ。気にせんで良い。」

リ「そうか、なら良いぞ！」

貴「うむ、これからよろしく頼む。」

まさか、俺より強そうな奴が配下に加わるとはん？そう言えばリグルド達は・・・

リグ「リムル様！」

リ「おお、リグルド！お前今まで何処に居たん
だ？」

リグ「面目ございません。どうやら、魔法によ
り眠らされていたみたいでございます。
処で、そちらのかたは？」

リ「あぁ、こいつは今日から仲間になる、えー
っと、」

そう言えば、コイツ名前なんだっけ？てか、名前有るのか？

貴「妾の名はミラじゃ。」

リ「だそうだ。改めてこれからよろしくな！"ミ
ラ"！」

ミラの名を呼ぶと、懐かしいあの眠気に襲われた。

貴「む、そうむやみに妾の名を呼ぶで無い。名
付けの上書きをしてしま・・・」

名付けの上書きって出来るのね。

そうして、また俺は三日間寝込んだのである。