番外編:羽織の気持ち2 ページ27
羽織side
数ヶ月が過ぎた頃、
こんな噂が流れた
「なんか、Aと羽織が星河のことを好きらしいよ」
「エーそうなの??」
「星河をとりあってるんだって〜」
それを聞いた私たち
あ『私、あんなやつ好きじゃないし(`ヘ´)』
羽織『私も好きじゃないのに!』
このときはまだ好きではなかった
そして席替えの話がもちあがった
あ『席替えってもうすぐだよね』
羽織『そうだね…多分』
あ『誰が隣になるんだろう?』
羽織『楽しみだよね♪』
そんなことを言いながら
席替え当日
私の前の席が星河になった
羽織『ゲッ!o(T□T)o』
あ『羽織…顔……ヤバイから…』
席替え
私とAは離れてしまった
運良く、仲良しの友達が斜め前だったから、よかった
二週間くらい過ぎた頃
星河の噂も落ち着き、星河とも喋るようになった
叶多『松島!宿題忘れたから見して!』
羽織『え"(-_-;)まぁいいけど…』
叶多『よっしゃ♪あざーす!』
星河が宿題をやらないことは知ってる
やる方が驚きだし
授業中は……
隣の子に話しかければいいのに、わざわざ後ろを向いて私に話しかけてくるし…
はっきり言って、めんどくさい
でも、私のこと好きなの?って思うときもあった
(あー、Aにグチりたい)
そして私はAにグチった
羽織『はぁー( -。-) =3もういやだ…』
あ『何が?』
羽織『星河の奴さぁー、宿題はやってこないし、授業中は話しかけてくるし、めんどくさいんだけど!』
あ『羽織のことが好きなんじゃない?』
羽織『ないない、絶対にあり得ないから!』
そんなこと言われると、ホントにそう思ってしまう……
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