Story 8. ページ9
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大吾くんが部活と委員会が重なり週番までも
が来てしまい流石に対応しきれないと週番の仕事を
私に頼んで来た。
大吾｢ほんまごめんな、頼むな｣
｢うん！全然いいよ！委員会頑張ってね！｣
週番がやる仕事といえば掲示物の張り替えと、
黒板を綺麗にすること。
ただこれにはいくつか問題が……
私には身長というハンデがある。
今までなら駿佑を呼んだだろうけど……
恭平｢お困りですか、お嬢さん｣
｢恭平くーん！｣
他に頼る人が思い付かなかった。
大吾くんと和也くんは委員会、長尾くんは部活。
帰宅部の恭平くんに頼るしか無かった。
｢あーもー！届かない！｣
恭平｢ほんまチビやな｣
｢うるさ！｣
授業中のスリルを楽しんだせいなのか、
今の共同作業せいなのか、気付けば軽口を叩ける
くらいには打ち解けていた私たち。
恭平｢うぇーい｣
｢ちょっと！汚れるでしょ！｣
おふざけモードの恭平くんは私の頭の上で
黒板消しをポフッと叩いた。
わずかに残ったチョークの粉が舞い散る。
｢もー！！白くなっちゃうじゃん！｣
恭平｢白髪や、白髪。似合ってんで｣
ケラケラと笑う恭平くんにつられて私も笑顔になる
最初こそクールで壁を感じるようなところもあった
けど、こんなにも笑わせてくれる人だったなんて。
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みちな - 話がとても良くてガチ泣きしました(´；ω；｀) (2021年12月5日 2時) (
レス) @page41 id: 228593dfcc (このIDを非表示/違反報告)
*** - お話､読ませていただいています！ 続きがとっても気になります！ 体調に気をつけて更新頑張ってください♪ (2020年9月14日 17時) (レス) id: ccffd8a26d (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - お話の流れも会話もとても上手くて一気に引き込まれました！続きがとても気になります。無理のないペースで構いませんので更新楽しみにしてます！ (2020年9月12日 10時) (レス) id: 5534ff297a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅恋 | 作成日時：2020年9月10日 9時
