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math.30 ページ31

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職員室の壁に寄りかかりながらしゃがんで

どのくらい時間が経ったんだろう








たぶんそんな経ってないはず








だけど、わたしの目は泣き腫らした顔してる





スマホの真っ黒画面でもわかるくらい








「ひどい顔……、(笑)」








ガラガラッ








錦「・・・っ!?」








亮ちゃん……





なんてタイミング悪いんだろう








錦「……どうしたん?」








しゃがんでわたしと同じ目線になる








「…………なんでも、ない、です」








そう、なんでもない








なんでもないにしなきゃいけないんだ








錦「ちょっ、待てって!!!!!」








その場にいれなくなって夢中で走った

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作者名:星斗 | 作成日時:2017年12月21日 1時

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