錦戸先生 (( 黄 )) (ページ30) - 小説

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math.29 ページ30

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Aはお気に入りやから……

Aはおきにいりやから……

Aハオキニイリヤカラ……

わたしは亮ちゃんのお気に入り？

ねぇ、錦戸亮･･･先生

そんなこと言っちゃダメだよ

わたしね？

好きなの、先生のこと

“お気に入り”でも充分嬉しいけど

それ以上を望んでるなんてバカなのかな

先生の彼女になりたいなんて

図々しいことまで考えてる

先生と生徒だもん

ダメ、だよね

でももう無理

好きが溢れておかしくなりそう

助けて、亮ちゃん

｢……すき………………｣

涙と一緒に溢れてこぼれ落ちた

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作者名：星斗 | 作成日時：2017年12月21日 1時