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トーマ｢エルヴィン団長！大変です！！！｣
エルヴィン｢...トーマ？｣
｢トーマ...！み、皆のところにいるって聞いたんだけど...どうしたの！？お母さんは！？｣
トーマ｢ウォール・ローゼが突破されました！！！｣
アダム｢...クソッ...何であの女の妄言ばかりが現実になる！！！｣
リヴァイ｢妄言が...？どういうことだ。｣
アダム｢二つ目の壁に巨人が現れ、お前をさらに追い詰める...十五年前に聞いた、最後の言葉だ。｣
｢...待って。それじゃあ、まるで...｣
＿＿＿＿十二時間前。
アデラ｢いやらしい感じで発音練習しよー。｣
ミケ｢そのまま死ね。｣
アデラ｢殺してやろうか？皆ごっめんねー！ちょっとこの間に女装だけやりましょっか！｣
ベルトルト｢絶対にやりません！！！｣
それは、突然訪れた。
アデラ｢...あれ｣
コニー｢どうしたんですかー...｣
アデラ｢確か...君たちに似た人がこの場所に集まったとき、私たち上官のみが完全装備の状態...｣
コニー｢似たっつーか、本人ですけど...｣
アデラ｢そしてその時...今この場に巨人が...｣
サシャ｢足音が聞こえました！こう...地鳴りみたいな！！！｣
アデラ｢...やっぱり...！｣
その人の目は曇りもなく輝いていた。何かを企んでいるのか、ただの戦闘狂なのか...俺たちには一生理解できないことだと思う。
ナナバ｢全員いるか？｣
ユミル｢ナナバさん！｣
ナナバ｢500m南方より巨人が多数襲来、こっちに向かって歩いてきてる。｣
アデラ｢巨人は...マーラ、キル！｣
マーラ｢はい！｣
キル｢何なりとご命令を。｣
アデラ｢ミケと共に巨人討伐を行いなさい！この一帯すべてよ！！！｣
キル｢ええ。...ライナー、考え事ですか？｣
ライナー｢あ、いや...｣
キル｢考え事している奴から死ぬぞ、グズが。｣
マーラ｢随分と乱暴なお口ですこと。巨人討伐の前に殺してあげましょうか？｣
キル｢アデラに逆らう真似はしませんよ。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年4月6日 11時
