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まだ信じたい。例え事実だとしても、私が庇ってあげる。嫁にでも何にでもなる。
...これ以上友達がいなくなるのは、耐えられない。
｢...！｣
アニ｢...抱きしめるのは初めて。はぁ...こんな悪魔に、変な感情を抱くなんて...｣
｢アニ...｣
アニ｢ありがとう、A。ねえ...どうして私を友達だと思ったの？｣
｢だって...私に優しくしてくれたから。とても優しい人で、それに頑張っていて...とにかく大好きだから。｣
アニ｢...意味わかんない。でも、ありがとう。｣
｢...！｣
アニの背後に突き飛ばされた。アニはこれから巨人化して、エレンを捕まえる...そのつもりなんだ。その道を戻ることを拒んで...
アニ｢私があんたの良い人でよかったね。アルミン、ひとまずあんたは賭けに勝った。...でも、私が賭けたのはここからだから！！！｣
もう...終わりなんだ。
｢...なら、私もここからだよ。みんな！アニを捕まえて！！！｣
アニ｢！？｣
...ねえ、アニ。あなたなら理解してくれるよね。目の前に敵がいると、私も怖いの。生きたいの。
このまま抵抗しないで...おとなしく...
アニ｢ッ...｣
ミカサ｢A！逃げて！！！｣
｢えっ...｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年4月6日 11時
