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アニ...だよね。
だとしたら、どうして自分を傷つけるような行為を選んだの？巨人たちは私たち兵士を無視して、女型であるあなたを食い始めている。
私があなたの正体を暴いてしまったから？
｢アニ...君を嫌いたくないよ。｣
アニ｢さようなら。｣
｢...！｣
どうして君が私を守るの？お母さんが頼んだだけで、そんな約束は平気で破れるでしょう。
なんの意味があって、なんの大義があって人を殺せた？どうして私の知ってる場所で？
｢っ...あああっ...！｣
エルヴィン｢...全員、一時退避！｣
リヴァイ｢オイ...エルヴィン。そいつはどうした。｣
エルヴィン｢女型の中身が逃走した。...どうやら、この場で彼女だけが正体に気付いたらしい。｣
リヴァイ｢さっき名前を叫んでいたが...確信に変わったってことか？｣
｢...うん。声が聞こえた。｣
エルヴィン｢総員撤退！巨人達が女型の巨人の残骸に集中している内に馬に移れ！荷馬車はすべて置いていく！｣
｢リヴァイ、私の刃とガスを渡す。あなたより全く使ってないから。｣
リヴァイ｢お前はどうする？｣
｢エルヴィン、お母さんと一緒に行動する。とにかく量が多いものに変えて。最初から時間のかかるやり方で補給するより、今交換した方が早い。｣
リヴァイ｢...了解だ。エルヴィン、A。お前らの判断を信じよう。｣
マーラ｢キル！｣
キル｢...そっちの兵士たちも無事のようですけ。全員、巨大樹の森西方向に集結！陣形を再展開させ、カラネス区に帰還！！！｣
アルミン｢...｣
ジャン｢アルミン？｣
アルミン｢なんだか...嫌な予感がするんだ。｣
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作者名：琲世 | 作成日時：2021年4月6日 11時
