別たれた親子:進撃の巨人 (ページ11)

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｢...お母さん？｣

アデラ｢A、配置変更よ。他の人には伝えず、一人で行動すること。｣

｢配置変更？何処に？｣

アデラ｢左翼索敵か、右翼索敵か、エルヴィンの隣か...とにかく中央は避けること。右翼ならアルミン君がいるし、あの子なら心配はないと思うけれど。それじゃ、私はもう元の配置に戻るから！｣

＿＿＿＿色々確定してから言ってください。

｢アルミーン！君と一緒の班でいいよね！？私迷子になった！｣

アルミン｢よくわからないけど、君の嘘はバレやすいってことだけ理解できたよ。｣

｢...なんかさ、こうして二人になるのも珍しくない？｣

アルミン｢普段はアデラさんの死人のような目があったからね...あの人怖いよ...｣

改めて彼女を見ていると、やっぱり見た目もそっくりだ。...親子だから当然だけども。

｢アルミン、ミカサが赤いマフラーを捨てることってありえるのか？｣

アルミン｢絶対にないよ。ずっと大事にしてるんだから。...この質問何回目？｣

そして...妄言というか、たまに不思議なことを聞いてくる。Aはすべてを知ったかのように、たまにミカサのことを聞いてくる。

誰にも話していない。...僕一人で抱えるしかない、彼女の秘密。

｢あー...なんか眠くなってきた。｣

アルミン｢乗馬で揺れてるのに！？...え？｣

｢...あの巨人...右翼索敵を無視したとなれば、奇行種っぽいね。黒いの撃って！｣

アルミン｢わ、わかった！君は！？｣

｢向こうにいるネス、シスと一緒に討伐する！｣