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★13 ページ13

*赤葦side




「木葉いねーんだけど! どこ!」

「知らないですよ」


今日部室の鍵を持っているのは木葉さんらしく、木兎さんが騒ぐ。
時間内に出なければ罰があるからだろう。

他の先輩方に木兎さんを託し、俺は木葉さんを探しに行くために部室を出た。


「……でも木葉さんもモテると思いますよ?」


そんな声が聞こえる。
聞き間違えるはずがない、Aさんの声だ。
木葉さんと一緒にいるの?

嫉妬やらなんやら、変な感情が俺を襲って離そうとしない。


「だってかっこいいじゃないですか、普通に」


その声を頼りに場所を特定していく。
体育館の裏を覗くと、そこには笑ってるAさんと木葉さんがいた。

俺には笑顔なんて見せないくせに、と拗ねてみるも何も変わらない。
すると木葉さんと目が合う。


「お、赤葦! わりぃ、鍵だよな?」


俺が返事をする前に木葉さんは走って部室に向かって言ってしまい、2人きり。
彼女はいつも通りの無表情。

俺にも笑ってくれないかな、そう言えたらどんなにいいかな。


「木葉さんと何話してたの」

「赤葦には関係ない」


ある、そう言いたい。
俺が黙っているとAさんが口を開いた。


「ちょっとだけ、ちょっとだけね? かっこよかったよ、赤葦」

☆14→←☆12



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星猫 - 初対面で質問をしたり、人の作品を盗んだり、成りすましのミリア、雪華も悪質なコメントである質問も合作を放置と誘いをしてしまったんです。誠に申し訳ありませんでした。作るの引退をしますのでお詫びします。 (2021年4月19日 13時) (レス) id: 7d3fe1e696 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時雨彩&みや | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年10月10日 6時

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