寝起きボイス＿＿Limone ページ2
your side
朝、先に起きてしまった私は先生の寝顔を眺めていた。
リ「……ん……？」
貴『あ、起きた？』
リ「んん……こえ……」
貴『……こえ？』
寝ぼけてるのだろうか？
先生は寝ぼけ眼でもそもそと何かを探す。
その手はスマホに辿り着き、Twitter(X？)を開くと、声を録音し始めた。
リ「おはよぅございます……おきました……ﾈﾑｲｯ」
滑り込みのﾈﾑｲｯに笑いを堪えつつ、先生〜？と顔を覗くともう寝ていた。
なんだったんだ……
そろそろ先生が起きてくる時間だなーと思いつつ、昼ごはんを作る。
チャーハンを炒めていると、不意に背後から腕が伸びてきて腰に回された。
貴『起きたんだ？』
リ「ん……」
朝に弱い先生は起きてくるといつも私に抱きついてきて、今みたいに首元に顔を埋めてくる。
貴『さっきのボイス、誰か女の子に送ったの？』
なんて、もう投稿は確認済みなのだが意地悪してみる。
リ「……は？ぼいす……？んん……あ、あれか」
先生は寝起きで回らない頭を頑張って回す。
リ「そんな訳ねえだろ…俺のこんな寝起き見ていいの、お前だけだし…」
予想だにしていなかったかわいい不意打ちに、心臓が鷲掴みにされる。
リ「てかおはようのちゅーして…」
何とも魅惑的なお誘いだけれども。
貴『先にぐちゅぐちゅぺーしてきて』
リ「はあい……」
思いのほか素直な先生に笑いが漏れる。
出来上がった炒飯をお皿に持っていると、先程よりシャキッとした先生が来た。
貴『偉いね、ちゃんとうがいんむっ！？』
抱き寄せられたと思ったら急にかぶりつかれるように重なる唇。
ちゅうちゅうと角度を変えて何度もキスする。
いや、昼前からこんなの……！
貴『っはぁ！な、なにしてんの……！』
リ「おはようのちゅー」
私より背の高い成人男性が真顔で可愛いことを言うな
リ「なんかよく考えたらさっきいじわるされたなって思って」
その仕返しとでも言うのだろうか。解せない。
貴『そんなのしてないよー(棒)それよりご飯食べよ』
リ「うまそ〜！」
自分のお皿によそって食べようとした時、先生がまさかの一言。
リ「あーんして」
今日は甘えたモードなんだろうか。
乗ってしまうから私も私だ。
貴『はい、あーん』
リ「うめー！やっぱAのご飯うまい！」
仕方ないから今日は先生を思いっきり甘やかそうと心に決めた。
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藍(プロフ) - てぃちゃの小説が少ないので短編集で読めるだけ嬉しいです！！けしからんお話も読んでみたいです、、、、、 (4月10日 6時) (
レス) id: 06a709370a (このIDを非表示/違反報告)
許してください(プロフ) - 木村良平になり隊さん» めちゃくちゃ遅くなって申し訳ないです！久々でなかなか感覚戻せませんでしたが少しでもご期待に添えたなら嬉しいです🙇♂️ (12月28日 2時) (レス) id: 62b38520d1 (このIDを非表示/違反報告)
許してください(プロフ) - もけさん» お待たせしました！おまたせしすぎたかも知れません！ (12月28日 2時) (レス) id: 62b38520d1 (このIDを非表示/違反報告)
木村良平になり隊(プロフ) - リクエストありがとうございます😭🙏 最高です😭✨ 妄想するだけで即墓行きですね😇 てぃちゃにどこまででもついていかせてください殴(( (12月25日 15時) (レス) id: 559fb86c6d (このIDを非表示/違反報告)
もけ - 更新来たぁ〜！！！ (12月25日 15時) (レス) @page15 id: f9933e9f10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MotokiLoves | 作成日時：2023年10月23日 15時
