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今日はバイトがあるのに、Aちゃんがいないという、少し憂鬱な日だ。
しかし、今の俺はいつでも機嫌がいい。
だから仕事もどんどんやる気になる。
岸「〜♪」
神「おー岸くん、張り切ってるねー」
玄「鼻歌まで歌ってるし」
紫「何があったんだろうねぇー」
3人はこそこそ俺を見て話しているみたいだけど、
別に気にしない。
テーブルを拭きながら、土曜日のデートについて考える。
Aちゃんどんな格好で来るのかな。
どんな格好にしたって絶対に可愛いのは間違いないわけで。
俺がそれに耐えられるかなーとか、一緒にいたらカップルに間違えられんのかなーとか
少女漫画であるあるの、電車が揺れて急接近、みたいなハプニング起きねえかなとか、
結構バカみたいな妄想をしていた。笑
そしたら紫耀が話しかけてきて
紫「岸くん機嫌いいな、いいことでもあった?」
岸「まあねー。あ、そうだ、この間バイト休んでたけどどうしたの?」
紫「ああ、それね、なんか風邪引いちゃってさー」
岸「あー、もう寒い時期だもんな」
紫「それでさ、声がまだちょっとガラガラなんだけど、熱は下がったから」
そういう紫耀の声は全くもっていつもと変わらない。
紫耀はもともとハスキーだからか笑
岸「ガラガラなのわかんねぇ笑」
紫「俺的には調子悪いんです!」
そんな話をしながら、バイトもあっと言う間に終わった。
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作者名:Mother | 作成日時:2019年11月25日 23時