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1話目 ページ2

五年前

黄瀬side


貴「こんにちわ、涼太君。これからしばらくの間家庭教師になった佐藤Aです!よろしくね!」


黄瀬の母「佐藤さん、うちの子勉強が苦手なので、よろしくお願いしますね。ほら涼太、挨拶しなさい」


黄「こんにちわ…」



in黄瀬の部屋

貴「じゃあ、始めようか!まずは算数からだね〜今は…掛け算か〜懐かしいなあ〜」

「涼太君は九九は覚えたかな??」ニコ


黄「…」



貴「とりあえず、プリント作ってきたからやってみようか?はい」



20分後


貴「20問中10問正解か…うーん」



貴「涼太君は7の段が嫌いなのかな?九九は基本音で覚えるの、しちいちがしち、しちにじゅうし、、、」


貴「言ってみようか!」


黄「…」




オレは最初先生のことが嫌だった。そもそも家庭教師なんて必要なかったし三年生なのに外で遊ばせろーとも思ったし…俺は先生のことをしばらくの間無視し続けた。




貴「じゃあ今日はここまで、次回までにプリント2枚、やっておいてね!また来週!」




黄瀬の母「ありがとうございました。来週もお願いしますね。」


貴「はい!こちらこそ涼太君ができるようにしっかり教えていきますね!では来週」

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作者名:tapimutu | 作成日時:2017年10月29日 20時

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