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『いや、正方形と恋しろってどうすればいいの?!これは多分偉大なるGoo○gle先生でもわかんないよ!』
「最後まで話を聞けよメイリン。その正方形は彼が君に対する好感度が上がっていくほど彼の本来の姿に近づいていくんだ。」
『本来の姿って…アロー○ラの姿みたいな言い方しないであげてよ((』
ん…待てよ??
そもそも男子とあまり喋ったことない歴
=年齢
の女が好感度を上げれるなんて多分転生して絶世のコミュ力高めの美女になるしかないよ。
『私にタヒねと?』
「どういう思考でそういう結論にたどり着いたの?」
「あっ夢が覚めちゃう!!だから頑張ってねメイリン!!!」
『おいまてマーニー!!』
─────────────────────
あんこを引き留めようと伸ばした手は宙を掴んだ。
チュンチュンと鳥のさえずりが聞こえてくる。
「あれは…夢???。いや夢だよな、」
『Aー!!おきなさーい!!』
「はーい、」
最悪な夢だよ。朝食のトーストをかじると足元にいたあんこと目が合う。
嘘じゃないからね。
と脳内に言われた気がして、いや語りかけてきたわ。
『嘘であれよマーニー…。』
「早く食べちゃいなさーい!ただでさえ遅刻しそうな時間よ?」
『まじか、まじだ。いってきまーす!!』
勢い良くドアを開けて飛び出した。
ぽきり。
そう音がしてシャー芯がノートに落ちた。
「ははっwA、これでシャー芯折れるの152回目じゃんっ」
『びみょいな…155回にしよ』
「いやシャー芯折りすぎな??」
とシャーペンの芯を出そうとする私の手を押しとどめる友。
「悩みごとなら聞くよ?」
『夢の中で飼い猫が喋ったんだけど私の名前をずっとマーニーて呼ぶんだよね』
「それがシャー芯152回折れる悩みなの??
あ、153回目。」
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作者名:じゃらし。 | 作成日時:2021年1月10日 22時