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とりま走り出した。
「ま、待って!!」
無理だよ!!待てって言われて待つのは、駅で黄色い線の内側でお待ちくださいって言われたときだけだよ!!!
捕まった。正方形足はっっや。
「お願いだから…!!国の危機なの!」
『やだよ!私契約して魔法少女になって君の呪いとか解かないからね!??』
「なんて???」
正方形の彼が怯んだすきに、とりまお巡りさーんって叫んで逃げた。
その後は無事家に帰れて普通に過ごせた。
夜になってベットに潜ると一瞬で眠りについた。
「…聞こえますか???」
『聞こえてるよやぁ夢オチさん』
「そのすぐに夢オチって決めるのやめてくれません??あとボクの名前はあんこ。」
腹に乗っている飼い猫の黒猫の名前はあんこ。
飼い猫が喋っている時点でこれは夢だろう。
「確かにこれは夢だよ。だけど今日あった人が正方形に見えたのは現実だよ。」
『嘘と言ってよマーニー。』
「ボクはあんこだよ。メイリン。」
「んで、Aが見た正方形は君の恋人になる人だよ★」
『恋人!?!私の顔面偏差値が低いからって人間じゃない人を彼氏にするなんて!!あまりにもひどすぎるよ!!マーニー!!』
「落ち着きなよメイリン。彼は君にしか正方形に見えていないだけで、他の人からは普通の少年にしか見えていないよ。あとボクはあんこね。」
『落ち着ける要素どこにあるかわからんし、あんこの説明が驚くほど下手。後私の名前はA。』
どうやら話を聞くと、その私の恋人とやらになる人は私だけ正方形に見えている。
だけど私以外の人が見れば普通の少年にしか見えない。
ということらしい。
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作者名:じゃらし。 | 作成日時:2021年1月10日 22時