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カイマクノウラ ページ8
谷崎side 終了
何とか太宰と逃げられた。
『詳しく教えてくれませんか?』
太宰「今から私は当時の事をする。」
『はい。』
その途端、
勢い良く私を押し倒し
太宰さんは私に馬乗りした。
「いいよ!
きょう は なにして あそぶの?」
「いつもぼくがえらんでるよ?」
「Aちゃん……
好きだよ……?」
「おおきく なったら けっこん しようね。」
太宰さんは私に
────口付けした。
所謂、接吻
それが、
私の本当の記憶を揺るがせた。
『おさむくん……?』
不意をついてポロッと出た言葉が、
太宰さんを大いに驚かせた。
太宰「やっと、
思い出してくれたのだね……」
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作者名:ミッキーの中のレイア | 作成日時:2018年8月24日 17時