・ ページ9
あれから数日が経った。あの日から姉さんは練習に顔を出していない。
……そもそも、練習自体、あまり時間をとらなくなり、自主練習の日々が続いた。
朝練の時間、グラウンドに来てみれば、そこには１軍のメンバーの数名が来ていた。
寺門「鬼道、来たのか……Aさんはどうしてる？」
鬼「……姉さんはまだ今日は会っていない。昨日の夜、少し話した程度だが……」
俺は昨日姉さんに言われた事を思い出す。
”身勝手な私を許して”＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
あれは一体どういう意味だったのか……少しだけ、胸がざわついた。
姉さんが、俺の前からいなくなってしまうのでは？見捨てられてしまうのでは、と。
我ながらバカげているな……姉さんが今さら俺たちを見捨てるはずがない……
辺「そういえば、佐久間と源田は大丈夫そうなんですか？鬼道さん」
鬼「あぁ、二人とも、しっかり療養すれば後遺症も残らないと聞いている」
俺の言葉で皆は安堵の息をついた。その時、成神が慌てた様子でグラウンドへやってきた。
俺は成神を見た瞬間、嫌な予感がして心臓がうるさくなった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
彩(プロフ) - 更新楽しみにしています。頑張ってくだざい (2020年4月25日 0時) (
レス) id: 30a946bee5 (このIDを非表示/違反報告)
御幣島愛笑(プロフ) - リクエストで、影山さんのお墓を作った時の話が見たいです。 (2020年3月10日 20時) (レス) id: 37a1716821 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2020年1月17日 9時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年1月14日 22時
