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１７８． ページ28
円堂の後を追いかけると、円堂の前にいる子供達が皆泣いていた。
鬼「円堂、何したんだ」
『子供泣かせるなんて……』
二人が円堂を疑いの眼差しで見つめた。
円「何にもしてないよ；」
「ごらあああああ！」
突然顔のいかつい男性がその場に現われ身構えるが、その男性の割烹着姿に一同は拍子抜けした。
「誰だ！俺の弟達泣かせたのは！」
「あのお兄ちゃんボール取った！」
「何ぃ？」
円「え？あ！ごめんごめん！そんなつもりじゃなかったんだ！」
円堂は子供達にボールをかえした。
『このお兄ちゃんがごめんね〜』
円「A〜……；」
「本当だろうな？大体、お前！怪しすぎだろ、その眼鏡！」
その男性は鬼道に向けそう言った。
鬼「失敬な奴だな」
『プッ……あっははは！』
Aは堪えきれずに笑い出してしまった。
鬼「A、お前の練習メニュー期待しておけ」
そう言われるとAは一瞬で黙った。
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年3月24日 12時
