夜桜の木の下には彼女がいた４～エイリア学園編～ (ページ29)

今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:151,827 hit

１７９．ページ29

そしてその男性が帰ろうとしたとき、円堂が引き留めた。

円「待ってくれ！俺達、皆がサッカーやってたの見て、ちょっと聞きたいことがあったんだよ。

俺達は雷門中サッカー部」

その時、男性が少し反応を示した。

土「がっはははは！いやぁ悪い悪い！お前らか、宇宙人と戦ってるサッカーチームは

俺は土方雷電！お前らと同じ中学生だ。サッカー部に所属している」

円「サッカー部！」

『中学生！？』

鬼「お前は少し黙っていろA」

『はい』

円「俺、円堂守！雷門中サッカー部のキャプテンだ！よろしく！」

二人は握手を交わした。

土「あんたが円堂守……

で、なんだ？沖縄で宇宙人の襲撃予告でもあったのか？

だったら力貸すぜ！地元荒らされるなんて、我慢ならねえからな！」

土方はボールを思い切り蹴りあげた。

『凄い……』

円「なんてパワーだ！」

「あんちゃん、蹴っても止めてもすげーんだぜ！」

土方の弟が自慢げにそう言った。

鬼「凄いのか。だったらこれはどうだ！」

鬼道がボールをとり走り出す。

土「スーパーしこふみ！」

土方の必殺技が鬼道を止める。しかし鬼道はギリギリのところで躱していた。

鬼「言うだけのことはある」

円「やるじゃないか！この強さ、仲間にしたいぜ！」

立「こんな凄い技を持ってるんです！もしかしたら炎のストライカーのことを知ってるんじゃないですか？」

土「炎のストライカー？」

『私達はこの沖縄にいる炎のストライカーを探しにやってきたの』

円「知ってる？今俺達が探してる仲間かもしれないんだ！聞いた事ないかな？」

土「……いや、聞いた事ねぇな」

Aは土方を少し疑いの目で見ていた。