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歩き進めて行くと、ポケモン図鑑が鳴り響いた。
Aは一瞬驚き、ポケモン図鑑を取りだした。
『プラターヌ博士からか?』
Aはポケモン図鑑の呼び出しボタンを押した。すると、図鑑から声が聞こえてくる。
?「もしもし?……聞こえてるかなマイハニー」
Aはその声に聞き覚えがあった。反射的に通話を切ろうか迷った結果、次に聞こえた声でその指は止まった。
?「ミクリ、僕がAちゃんと話があるって言ったんだぞ」
『ダイゴさん……!』
その声の主は、ホウエン地方のチャンピオンであるダイゴだった。ダイゴの前に聞こえた声は、ホウエン地方のルネシティのジムリーダーを務めるミクリだった。
ミクリやダイゴとは、カイオーガやグラードンの暴走を鎮めるため、一度だけ手を貸したことがあった。
Aはホウエン地方には、メガシンカとはまた違う、”ゲンシカイキ”と呼ばれる現象を行うカイオーガとグラードンについて調べていた。
そんな時に、謎の集団、アクア団とマグマ団と名乗る者達がグラードンとカイオーガを無理矢理目覚めさせ、ホウエンは一時的に崩壊しかけていた。
そこにたまたま居合わせたAは、事情を聞きミクリとダイゴと共にグラードンとカイオーガの暴走を鎮めることに成功したというわけだ。
あれから一切連絡をしていなかったが、Aはダイゴの事は人としてもトレーナーとしても尊敬していたため、非常に懐いていた。
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慎也(プロフ) - 俺、梅こんぶさんの作品全て読ませてもらいました。どれも、俺が好きなしゃべり方をするので、とても嬉しかったです!!! (2019年12月11日 21時) (レス) id: 945a2937a6 (このIDを非表示/違反報告)
慎也(プロフ) - これからの展開が凄く楽しみです!!心の底から応援します!! (2019年12月11日 21時) (レス) id: 945a2937a6 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか?素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2019年12月9日 9時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 私も小学生の頃ポケモン大好きでしたこーゆ夢小説見たこと無かったので書いてくれてメチャクチャ嬉しいです新作頑張って下さい。(涙) (2019年12月8日 15時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
娘娘(プロフ) - コメント失礼します!梅こんぶさんの作品いつも楽しく読ませてもらってます!私も小説書いているんですが…文才分けて欲しいです!(笑)無理しない程度で頑張ってください!応援してます! (2019年12月8日 14時) (レス) id: 18b1517416 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2019年12月8日 13時