レジェンドコレクター 〜始まりの地〜【ポケモン】

４． ページ4

マサラタウンを出発した後、Aはまずは最初の町、トキワシティに向かっていた。









マサラタウンからトキワシティはさほど遠くはなく、夕方になる前に到着できた。









Aは街につくと、モンスターボールからヒトカゲを出した。









ヒトカゲは何故出されたのか不思議そうにAを見つめる。









『ボールの中にいるだけじゃ退屈だろ』









短くそう言うとヒトカゲは嬉しそうな顔になり、Aの後を歩いていた。









Aはトキワシティのフレンドリーショップで買い物を済ませた後、トキワの森に向かった。









森の中に入ると、野生のポケモン達がそこら中にいる。









ピカチュウ、キャタピー、バタフリー、ナゾノクサ、ポッポ……Aはそんなポケモン達を素通りし少し開けた川の近くで休憩を取ることにした。









『ほら、おいで』









Aがそう言うとヒトカゲはAの膝の上に座って一緒に休憩する。









川の中に足を入れると冷たくて心地良い。たまにコイキング達が足元を泳いで行くのをヒトカゲは興味津々に見ていた。









そんなまったりとした時間を過ごしているとふと眠気が襲ってきてAは木にもたれかかってそのまま眠ってしまった。

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