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それから数日が経ったある日、帝国にいたAの元に電話が掛かってきた。
『はい、帝国学園学園長、鬼道Aです。
はい……はい……は……えっ？』
電話の相手は、政府の人間からの電話で、その内容を聞いたAは目を見開いた。
『サッカー…禁止令……ですか？』
今日の国会での話し合いの結果、サッカーをすることを法律で禁止されることになったとのことだった。
理由は、この間行われた日本とアメリカの親善試合によるものらしく、覚えのないAは異議を唱えた。
しかしたかが学校の学園長の言葉に政府が耳を傾けるはずもなく電話を切られてしまった。
Aはツーツーと音のする受話器を乱雑に置くと、サッカー部の元へ向かった。
サッカーグラウンドでは、すでに噂を耳にした選手達がAを見て慌てて駆け寄ってくる。
雅「総帥っ！サッカー禁止令って、本当なんですか！？」
Aは皆の顔を一人ずつ見ていく。
佐「Aさん……」
『……本当のことだ』
Aがそう言うと皆は目を見開かせる。
『今さっき、政府から今日の国会で決めたと電話がきた。
サッカーは、法律で禁止されてしまったようだ……』
雅「そんなっ……」
御「フィフスセクターがなくなって自由なサッカーができるようになったというのにっ……」
皆の中にはサッカーを奪われ涙を浮かべる者もいた。
『……今日のところは皆、自宅に帰りたまえ。
佐久間君、この子達をよろしく頼む』
佐「Aさんは？」
『少し考えたい……』
Aはそう言うとその場を去って行った。
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マナ - 梅こんぶさん» こんばんは… (2021年6月1日 18時) (
レス) id: 080dd1eb98 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - 私も夜桜シリ−ズでは読めなかったので今回のクロノストーン編楽しみにしています。予定ではクロノストーン編行きますか？同じ質問でしたらすみません。 (2019年10月9日 20時) (レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 嬉しい(*｀･ω･)ゞ。ギャラクシー編の剣城が好きなので。楽しみに待っています。 (2019年10月8日 8時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - ベルモットさん» ギャラクシーまでいく予定です。 (2019年10月8日 8時) (レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 痛みシリーズでは、クロノストーン編で終わってほしいです! (2019年10月7日 22時) (レス) id: 29705eefd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年10月6日 21時
