痛みを感じない少女【FFI】～Another Story 4～ (ページ9)

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アメリカ戦の翌日の朝、皆が朝食を食べている時に、円堂がとんでもないことを言いだした。

IJ「「カッパァ？；」」

円「あぁっ！昨日の夜、俺がトイレに行く途中にさ、カタンて音がしたからそっちを見たらじーっとこっちを見てるカッパが！

もうびっくりしたのなんのって！」

円堂のその話を聞いてAでさえも顔を引きつらせていた。

壁「キャプテン、それって本当にカッパだったんすか？；」

円「え？ホントだよ！！ホントにいたんだってカッパが！」

皆は円堂の言葉に何とも言えない顔になっている。

円「風丸、お前は信じてくれるよね……？」

風「う、うん……；」

円「豪炎寺！鬼道！立向居！」

鬼、豪「「……；」」

立「アハハ……；」

円「嘘じゃない！信じてくれよ！なぁA！」

『カッパって、実はカワウソだって言う説もあるらしいよ』

円「でも俺が見たのはくちばしみたいなのついてたぜ！？」

ヒ「円堂君、カッパなんているはずないだろ？」

『(あ、言っちゃった)』

ヒ「カッパっていうのは想像上の動物で、本当にはいないんだよ」

円「かもしれないけど……」

ヒ「きっと何かと見間違えたんだよ」

円「ヒロト……；」

『さて、話も終わったことだし、練習が始まるから皆グラウンドに向かってね～

不動君はそのトマト食べてから来るようにね』

不「ゲッ、バレた……」

そして皆はカッパの話を終わらせ練習に向かった。