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１６４． ページ14
練習が一段落し、昼食の時間になる。
綱「今日の昼飯なんだ？」
冬「実は！」
春「今日はですね〜」
秋「とっておきのお弁当があるの！」
IJ「「お弁当？」」
その時、マネージャー達の後ろには、虎丸の知り合いのお弁当屋の乃々美が居た。
乃「やっほー！」
虎「乃々美姉ちゃん！？」
円「乃々美さんが、なんでライオコット島に？」
乃「貴方達のコーチから頼まれたの！頑張ってる皆にとっておきのお弁当を差し入れしてあげてって！」
鬼「姉さんが？」
皆はAの方を振り返る。
『君達はよく頑張っているからね。私からのちょっとしたご褒美だよ。
それを食べて、午後からの練習も頑張ってくれたまえ』
Aはそう言うと宿舎に戻っていった。
豪「フッ、あいつらしいな」
円「ありがとうなA！」
皆は早速お弁当にがっついていた。
Aは皆が嬉しそうにお弁当を食べる姿を見て小さく微笑んでいた。
『全く……優しい人間でいるのも疲れるなぁ』
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年9月14日 20時
