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灰崎を探しに行った折緒と白鳥が帰ろうとしていた灰崎を門の前で引き留める。
白「どこへ行く、灰崎」
折「練習が始るぞ」
灰「悪いが俺はパスだ」
折「明日に向けての調整がいる。勝手は許さん」
灰「次の試合に俺がいなくともどうってことねーよ」
白「お前のせいで連係プランを組み立てられない。皆迷惑しているんだ」
灰「俺はお前らと連係しなくても点を取れる。時間の無駄だ」
折「てめぇ……！」
白「灰崎、いい加減にしろ」
灰「カリカリすんなって先輩。じゃあな」
折「灰崎！」
灰崎はそのまま二人の間を通って帰ろうとした。だが今度はAと水神矢が灰崎の前に立ち塞がった。
『やぁ灰崎。一つ質問していいかい？』
灰「んだよ」
『何故君は”わざと”孤立するんだい？』
灰「わざと？」
水「お前は相手の実力が低いとみると、必ずチームの反感を買うようないい加減なプレーをする。なぜだ？」
灰「変な言いがかりはやめてくれ。調子の良いときと悪いときくらいあってもいいだろ？」
『本当にそうなのかい？』
灰「何が言いたい？」
『君は、何の為にサッカーをしている？』
灰「サッカーが好きだから、ってとこかな」
『ふぅん、そっか……』
Aは灰崎の心を見透かすようにジッと見つめている。
灰「……じゃあ、俺はこれで」
灰崎はそのままAと水神矢の横を通り過ぎ帰っていった。
折「キャプテン！いつまであいつの勝手を許すつもりだ！？」
白「あいつのせいでチームの輪が乱れている」
水「だが、あいつの決定力は誰もが認めるところだ」
『成龍は甘いんだね。このままじゃ他のメンバーに示しがつかないよ？』
水「あぁ、わかっている……」
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名無し - 気がつきこの作品大好きなりましたまだ読む慣れないですけどこれからも新しい作品頑張って下さい！ (2019年6月26日 9時) (
レス) id: 3d7672005c (このIDを非表示/違反報告)
梅こんぶ(プロフ) - reichanさん» ありがとうございます！ (2019年6月24日 15時) (レス) id: b822dbf1fc (このIDを非表示/違反報告)
reichan(プロフ) - お、星章のお話ですか。がんばってください！ (2019年6月23日 22時) (レス) id: 59496286a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年6月23日 21時
