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「ふぁ〜〜〜!!見てみろユウ!食い物の出店がいっぱいなんだゾ!
チュロスに、フライドケーキ。あっ、スモークチキンもある!」
サイドストリートにはたくさんの出店が並んでおり、グリムはそれを見て楽しげにユウさんを連れ回している。
「ちぇ〜。結局選抜選手になれなかった……」
「同じく……」
『ら、来年があるよっ』
選手になれなかったエーデュースが溜息交じりに落ち込んでいる。
「だが、僕たちには今日大事な仕事がある。気を引き締めよう」
「そーね。オレらはそっちを頑張りますか」
「あのたこ焼きってなんなんだゾ?食べたい、食べたい!」
「あーとーで!ほら、行くぞ!」
エースはグリムを店から引き剥がして連れていった。
それからしばらくして、学園中に選手入場のアナウンスが流れた。
「始まったな」
「んじゃオレらも行きますか。
A、ちゃんとついて来いよー」
『わ、わかってるよっ……!;』
私は置いて行かれないよう必死にエースたちの後ろをついていった。
その後すぐ、観客が大暴れし始めるという事件が会場で起った。
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年11月15日 0時