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82. ページ32

「レオナさーん!」

「……あ?」

「もー、やっぱりココにいた。レオナさん、今日は補習の日ッスよ」

「はぁ……うるせぇのが来た」





そこに現われたのは、同じく獣の耳のついた男の人。





「レオナさん、ただでさえタブってんスから。

これ以上留年したら、来年はオレと同級生ッスよ?」

「あー、うるせえな。キャンキャン言うんじゃねーよ、ラギー」

「オレだって言いたかないッス!

もー、やればできるのになんでやんないんスかぁ。ほら、行くッスよ!」

「チッ……。今度俺の縄張りに入る時には気を付けろよ。草食動物ども」






そう言うと、獣の耳のついた男2人は植物園から去って行った。






「___ぷはぁ〜!!緊張したんだゾ!

なんなんだあの凄みのある管理人さんは!?」

「ライオンっぽい人だったね」





するとその時、エースとデュースがやってきて合流する。





「あっちにカゴとトングがあったぜ〜」

「……A、どうかしたのか?さっきから固まっているようだが……」

「ハッ、そうだ。栗拾い!いっぱい拾わないとタルトの食いブチが減るんだった。

コワイ管理人さんの話は栗を拾いながらするんだゾ。

A!行くゾ!」

「なぁ……コイツ立ったまま気絶してね?」

「何があったんだ本当に!?」

「Aさん起きて〜!」

『……っ!ごめんなさいごめんなさい!!私は食べても美味しくないので!!

肉付きも悪いのでええええー!!!』

「だーっ!うるせえー!!」

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年11月9日 16時

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