寿命縮まったんですが２【ツイステ】 (ページ23)

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「ま、ポムフィオーレは顔面偏差値＆美容意識ハンパない連中ってことで。

寮長もフォロワー数５００万人いるマジカメグラマーだよ」

「おいおい。顔面偏差値だけで話をまとめるな。

ポムフィオーレ寮は魔法薬学や呪術が優秀な生徒が多いのも特徴だ」

「あはは、そーでした」

魔法薬学と呪術…………どこか物騒な寮だと思った。

「んで、次はイグニハイド寮だけど……青と黒の腕章のヤツ、このへんには座ってないな。

あそこの寮、なんかみんなガード堅くてオレも友達いないんだよね。

陽キャラ揃いのハーツラビュルとは正反対ってゆーか？」

「根暗が多いってことか？」

「こらこら！言い方！確かに大人しい奴が多いイメージはあるけど」

「Aみてーだな」

『悪かったね』

ムスッとした顔でグリムを少し睨み付ける。

「魔法エネルギー工学とかデジタル系に強い奴が多い寮かな」

「あとは……ディアホニャララ寮ですっけ」

「キリッとした顔で語尾を誤魔化してんなよ。ディアソムニア寮ね」

「か、噛んだだけだ！噛んだだけ！」

「ディアソムニア寮は……いたいた。あの食堂の奥の特等席で固まってるメンツ。

黄色と黒の腕章が目印。あそこはなんつーか、超セレブっていうの？

オレたち庶民が話しかけづらいオーラ放ちまくりなんだよね。

寮長からして近寄りがたさMAXっていうか……」

そっちに目線を向ければ、特に目立て視界に入ってきたのは、一際小柄な少年だった。