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その後、リドルたちについていき、まず始めに向かった場所はポムフィオーレ寮だった。
「まずはココ。ポムフィオーレ寮。けーくんチェックでは、3年生のルーク・ハントくんに注目だね。
金色のボブヘアー&帽子がトレードマーク」
『あと、根っからの変人だにゃ』
「それ先輩人のこと言えないでしょ」
『オレは外で待ってるから、おみゃーらだけで話つけてきとくれ〜』
「あ、コラA!」
Aが姿を消して立ち去ろうとしたその瞬間、ルークとAの目が合ってしまう。
「ムシュー・パピヨン!」
『ゲッ……だからオレは蝶じゃにゃーて猫なんだって』
Aはルークがこちらを見て走ってきた瞬間、Aは瞬時に姿を消していった。
「おやおや……また逃げられてしまったね。
だが、逃げる獲物を追いかけるのが狩人の定め……さぁ、狩りの時間といこう!今日こそは捕まえてみせるよ!ムシュー・パピヨン!」
そう言うとルークはAを追いかけて走り去っていった。
「あー……次、行こっか」
「そうだね……;」
「なんでパピヨン?」
「蝶々みたいにいつもフワフワ浮いてるからじゃね?」
エースたちはそんな話をしながら次のターゲットの元へ向かった。
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年9月19日 22時