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72. ページ22

その後、リドルたちについていき、まず始めに向かった場所はポムフィオーレ寮だった。





「まずはココ。ポムフィオーレ寮。けーくんチェックでは、3年生のルーク・ハントくんに注目だね。

金色のボブヘアー&帽子がトレードマーク」

『あと、根っからの変人だにゃ』

「それ先輩人のこと言えないでしょ」

『オレは外で待ってるから、おみゃーらだけで話つけてきとくれ〜』

「あ、コラA!」





Aが姿を消して立ち去ろうとしたその瞬間、ルークとAの目が合ってしまう。





「ムシュー・パピヨン!」

『ゲッ……だからオレは蝶じゃにゃーて猫なんだって』





Aはルークがこちらを見て走ってきた瞬間、Aは瞬時に姿を消していった。





「おやおや……また逃げられてしまったね。

だが、逃げる獲物を追いかけるのが狩人の定め……さぁ、狩りの時間といこう!今日こそは捕まえてみせるよ!ムシュー・パピヨン!」






そう言うとルークはAを追いかけて走り去っていった。





「あー……次、行こっか」

「そうだね……;」

「なんでパピヨン?」

「蝶々みたいにいつもフワフワ浮いてるからじゃね?」





エースたちはそんな話をしながら次のターゲットの元へ向かった。

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年9月19日 22時

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