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「さて、ようやく大人しくなったな。さぁ、これを飲め」
Aはクルーウェルが飲ませようとしてくる魔法薬を、イヤイヤと首を振って抵抗し続ける。
「往生際が悪いわね。口移しで飲ませてあげてもいいのよ？」
『トップモデルがそんなこと安易に言っちゃいけませんって……』
「オラ、口開けろ」
Aが喋った瞬間、レオナに口に指を突っ込まれて無理矢理こじ開けられた。
その隙にクルーウェルの薬が流し込まれる。
口に入ってきて魔法薬を飲み込むと、Aの頭や腰に異変が起る。
『まっず……！ゲホッ……てか、なんか頭と腰がムズムズするんスけど……』
そう言って頭に触れた瞬間、普段自分の頭を触っていて感じることのない感触がした。
鏡を見てみれば、そこには二次創作でよくある猫耳を生やした美少女が映っていた。
『ちょ、もう誰ッスか僕の頭に猫耳とか付けた人〜〜〜……
もう外しますからね〜ったくぅ〜……』
Aはそう言ってその猫耳を全力を引っこ抜こうとしたが、頭の皮膚が剥がれそうな勢いの痛みが襲いかかりすぐに手を離した。
そしてもう一度鏡を見て、ゆっくりと顔を青ざめてさせていった。
『……なんじゃこりゃああああ！？』
Aの女とは思えない野太い叫び声が校舎中に響いていた。
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梅こんぶ(プロフ) - 弑逆ノ桜さん» 誤字の指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。 (2020年8月5日 0時) (
レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
弑逆ノ桜(プロフ) - 103のバルガス先生の台詞で魔法が魔王になってますよっ！(ﾎﾞｿｯ) (2020年8月4日 23時) (レス) id: cdb86ccf60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年8月4日 22時
