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クルーウェル先生とヴィルに捕まった後、レオナたちの元へ連れてこられた。
Aは状況が読めずポカンとした顔のまま。
ただわかっていることは、これから面倒事になるということだけだった。
『あの……僕が一体何をしましたか？』
「アンタには、レオナやカリムたちとフェアリーガラのファッションショーに出て貰うわ」
ヴィルのその発言にAは更に困惑した顔になっていく。
まるで言葉が理解できない魚のように口をパクパクとさせていた。
「今回のガラのテーマはエキゾチック。だが、獣人族でもなければ、異国の雰囲気を放つわけでもないお前では、浮くのがオチだ。
そこで、だ。この俺が作ったこの薬をお前には飲んでもらう」
クルーウェルの手には、謎の魔法薬の入った小瓶が握られていた。
個人的に得体の知れない魔法薬にはトラウマがあるため、Aは逃げだそうと扉へ向かって走った。
しかし入口を塞いできたのは、レオナだった。
「おっと、逃さねえぞ。お前も一緒に道連れだ」
『可愛い後輩にこんな無理強いさせて、心が苦しくないんですかアンタ』
「悪いな。微塵も感じなくて」
そう言うとAはレオナに担がれクルーウェルの元へ戻されていった。
『アンタの血は何色だァ！！！』
「お前と一緒だバーカ」
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梅こんぶ(プロフ) - 弑逆ノ桜さん» 誤字の指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。 (2020年8月5日 0時) (
レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
弑逆ノ桜(プロフ) - 103のバルガス先生の台詞で魔法が魔王になってますよっ！(ﾎﾞｿｯ) (2020年8月4日 23時) (レス) id: cdb86ccf60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年8月4日 22時
