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135. ページ35

Aはルークに追いかけられながら、グリムを抱えて逃げて行く。



「ははっ、なんて華麗な走り姿だ(マ・プランセス)!!」



Aは観客席などを利用し、パルクールをしながらルークから逃げて行く。



「オメーそんな身体能力高かったんだゾ!?」


『普段から男に追いかけ回されてんだよこっちは!

これくらい自然と身につくわ!!』



Aはそう言って階段を一気に飛び降りていく。



『ハッ!足が速いだけじゃ僕には追いつけないぜ狩人!!』


「いい!実にいい!このままずっと君をこうして追いかけていたい気分だ!」


『それはやめろ!!』



そう言ってAは、ルークの背後に回り込むように宙返りをして逆をつく。



『(そろそろ30秒か……)___おら今だっ!やれ!』



その瞬間、ルークの背後に監督生が突如として現われる。



「なんだって!?トリックスター、いつのまに私の背後に!?」


「へへっ、『30秒だけ身体を小さくできる』薬を飲んで、Aにずっと捕まって背後に回り込もうとしてたんだゾ!」


「避けろ、先輩!」


「鬼は外!!」



監督生の珍妙なその叫びと共に投げられた豆は、見事にルークに当たった。



「アウチッ!」


「やった!怪物を1匹仕留めたんだゾ!

オレ様たちのありったけの豆、怪物ジャックにぶつけてやれー!」



そう言って監督生は残りの豆もジャックへ向けて全て投げる。



「クソッ!そんなへなちょこフォームでこの俺に当てられるかぁッ!」



ジャックはそう言うと、至近距離からの攻撃を全て躱してしまった。

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梅こんぶ(プロフ) - 弑逆ノ桜さん» 誤字の指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。 (2020年8月5日 0時) (レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
弑逆ノ桜(プロフ) - 103のバルガス先生の台詞で魔法が魔王になってますよっ!(ボソッ) (2020年8月4日 23時) (レス) id: cdb86ccf60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年8月4日 22時

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