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コロシアムの中に入ると、ルークとジャックの姿があった。
『チッ……おい犬公!ハンティング野郎!!』
Aが大声を出すと、2人の注目はAに集中される。
「来たな、農民チーム!」
「愛の狩人の名にかけて、ここは通さないよ。
『誰が”姫”じゃ!!』
「……おや、トリックスター・監督生くんの姿が見えないが?」
『無視すんなァ!!』
「Aちゃんっ、今はそんなこと言ってる場合じゃないでしょ!;」
ケイトがキレ気味のAを止める。
「さて、オレも秘密兵器、『速く走れる』魔法薬を飲んで……っと」
ケイトはそう言って魔法薬を一気に飲み干す。
「今のオレの走りはさっきとは一味違うよ。
けーくんの本気、見せたげる!いくよ、Aちゃん!」
『あーもう!しっかり捕まってろよ!』
Aはそう言ってグリムを抱えてケイトと分かれて走り出す。
Aの後ろからはルークが追いかけてきていた。
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梅こんぶ(プロフ) - 弑逆ノ桜さん» 誤字の指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。 (2020年8月5日 0時) (レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
弑逆ノ桜(プロフ) - 103のバルガス先生の台詞で魔法が魔王になってますよっ!(ボソッ) (2020年8月4日 23時) (レス) id: cdb86ccf60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年8月4日 22時