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「相手は怪物チーム所属です。しかもかなり厄介な……どこかに身を隠さなければ」
「せせ拙者も……！」
「見つからなさそうな場所は……」
ジェイドは辺りを見渡して一つの隠れられそうな場所に目をつける。
「サムさん。”ここ”をお借りしてよろしいですか？」
「！いいけど、そんなところに隠れて大丈夫かい？」
「ええ、”僕なら”大丈夫です」
「Hｍｍ……面白いことを考える小鬼ちゃんだ！OK、自由に使ってくれ。
じゃあ、俺は店の奥に行ってシューターを取ってくるよ」
そう言ってサムは店の奥へ行ってしまった。
「さてAさん、隠れますよ。こっちへ来て下さい」
ジェイドはそう言って上のジャケットを脱いでAを引き寄せる。
『お前、まさか僕も”ここ”に……！？』
「仕方が無いでしょう。大丈夫です。僕にくっついてください。
フフフ。”ここ”なら相手のかけるでしょう。では少々窮屈ですが、我慢してくださいね」
キィ……パタン、という音と共に扉が完全に閉ざされた。
辺りは暗く何も見えない状態で、必然的にAはジェイドに思い切り抱きつく形になる。
『お、おい、ここ……』
「シー……来ますよ」
ジェイドはAの小さな体を包み込むようにして抱きしめ、口を押さえてきた。
その時、購買部に入ってくる足音が聞こえた。
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梅こんぶ(プロフ) - 弑逆ノ桜さん» 誤字の指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。 (2020年8月5日 0時) (
レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
弑逆ノ桜(プロフ) - 103のバルガス先生の台詞で魔法が魔王になってますよっ！(ﾎﾞｿｯ) (2020年8月4日 23時) (レス) id: cdb86ccf60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年8月4日 22時
