６８． ページ18
セバスチャンは命令通り、命令通りレオナを止めに入る。
「あ、危ないぞ！魔力を持たない人間が迂闊に近づくのは……！」
リドルがセバスチャンを止めようとするが、Aはそれを止めた。
『うちの執事を甘くみないでください。
癇癪を起こした子猫の相手など、ケーキを作るよりも簡単だ』
「その通りです。坊ちゃんに命じられれば、私はそれをただ従順に遂行するまで。
というわけで……少し眠ってもらいますよ！」
セバスチャンはそう言うとレオナの攻撃を全て躱しながら一気に距離を縮めていく。
「使用人如きが俺に刃向かおうってか？ハハハハ……笑えねえ冗談だ。
全員明日の朝日は拝めないと思え！」
『セバスチャン！後ろの怪物はいい！本体を狙え！』
「御意！」
セバスチャンは余裕な表情であっという間にレオナの背後をとった。
「少々痛みますよ！」
セバスチャンはその瞬間、レオナの襟首辺りを思い切り蹴り込んだ。
「ガハッ！！」
レオナはそのまま突然の衝撃で白目をむきながら倒れていく。
「俺が……王……に……」
レオナはその言葉を最後に気絶してしまった。
レオナは気絶したことで身体からブロットの化身が消え、元の姿に戻っていた。
「あいつ……一撃でレオナ先輩を……」
「アンタ、絶対にただの執事じゃないッスよね……？」
皆がセバスチャンを見て唖然としている中、セバスチャンは小さく微笑んだ。
「いいえ。私は”悪魔”で……執事ですから」
『フン……』
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アリス(プロフ) - 80話なんですけどクリオネちゃんってオルトくんじゃなかったですか？ (2022年9月6日 15時) (
レス) @page30 id: 3630be2449 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 寮が一時的に取られてるときセバスチャン達は何処に居座るのかな？これからも無理せずに頑張ってください！ (2020年7月18日 4時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年7月17日 1時
