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カリムが帰ろうとしてショボクれているAたちを引き留めた。








「アズールもAも、この学校でもトップレベルの魔法士だ。






スカラビアの成長のためにも滞在してもらったほうがいい!






それに、せっかく訪ねてきてくれたヤツを無下に追い返すなんて、アジーム家の名折れだ」







カリムがそう言うとアズールは一瞬で振り返って笑顔になった。







「あぁ……カリムさん!なんて懐が深くてお優しい方なんでしょう!






もちろんですとも。僕で教えられることであればなんなりと!」







『錬金術や魔法薬学についてなら、兄様よりもわかりやすく説明してやれるぞ』








「料理や掃除のお手伝いなら、僕たち双子にお任せください」







「そーそー。いつも店でやってるから得意だしぃ」








Aたちはここぞとばかりにアピールし始める。








「そいつは助かる!ジャミルの負担も減るだろう」







「俺のことはいいから……!ああもう!全然聞いてないな」








ジャミルは呆れてそれ以上何も言わなくなった。








「よし、早速だがアズールたちの胸を借りて特訓だ!







荷物を置いたら庭に来てくれ」








「了解しました。スカラビアのみなさん、どうぞお手柔らかに。フフフ……」








『根気の足りない仔犬は、このA様がしっかり躾け直してやろう。覚悟しておけ。ククク……』

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らむくん(プロフ) - やだッッッ!!お前すきッッッ(帰れ (2020年7月13日 19時) (レス) id: 4eb72e88f0 (このIDを非表示/違反報告)
暇人B - 続編おめでとう御座いますぅぅぅぅぅぅぅぅぅ((うるせえ (2020年7月13日 16時) (レス) id: 655b6dff02 (このIDを非表示/違反報告)
蝶凛 - 続編おめでとうございます!無理をせずに更新頑張ってください! (2020年7月12日 22時) (レス) id: 7c94aa4f70 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年7月12日 21時

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