理系教師の弟【ツイステ】

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そして昼食の時間。Aは同学年のポムフィオーレ寮生と共に食堂にて昼食をとっていた。








大食堂にて食後のハーブティーを飲んでいると、窓際の端っこ辺りで今朝方遭遇した者とケンカをしていたモンスターが昼食をとっていた。








「はぁ……掃除ばっかりで疲れたんだゾ。しかも放課後は窓拭き１００枚なんて、全然楽しくないんだゾー！」








「それはグリムとエースが石像を黒焦げにしちゃったからでしょ。反省しなさい」









『ほぅ？グレート・セブンの石像を焦がしたのか。とんだバッドボーイだな』









Aが突然後ろから話しかけたことでその者とモンスターは驚いて飛び跳ねた。









「あ、貴方はっ！」







「あ！お前昨日オレ様をネズミの姿にして放り出してきたヤツ！！」









『自己紹介がまだだったな。僕はA・クルーウェル。ポムフィオーレ寮の２年生だ。気軽にA様と呼んでもいいぞ。








お前達は確か……入学式で哀れにも僕に捕まった獣と、魔力を持たないヤツだったな。








何とも珍妙な組み合わせだな。雑用係にでもされたか？』









Aは「ククク…」とバカにしたように笑いながらそう言った。








Aのその態度が気にくわなかったのか、その者とモンスターはムッとした表情になる。

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