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ケイト「おはおはー、Aちゃん」
リドル「ん、キミ、少しタイが曲がっているよ。ルールの乱れは衣服の乱れからだ。
監督生がそれでは寮生に示しがつかな。……といってもキミの寮の寮生は1匹だけだけどね」
そう言うとリドルはAのネクタイを直してくれる。Aはその間、ずっとリドルを見ていた。
リドル「……うん、これでよし」
『あ、ありがとうございます……』
ケイト「Aちゃん顔赤いよ〜」
『か、からかわないでくださいケイト先輩!』
ケイトは楽しそうに笑っていた。
グリム「エースとデュースは一緒じゃねーのか?」
リドル「彼らはハートの女王の法律第249条にのっとって、ピンクの服でフラミンゴの餌やり当番中だ。
ところで、昨晩また一人怪我人が出たらしい」
グリム「ふな”っ!?本当か?」
ケイト「目撃していた肖像画くんの情報によると、怪我をしたのはスカラビア寮の2年生。
ジャミル・バイパーくん。料理室で事故に遭ったらしい」
『肖像画が監視カメラの役を……』
リドル「今なら朝食の時間だし、大食堂にいるかもしれない。行ってみよう」
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作者名:梅こんぶ | 作成日時:2020年7月3日 19時