人の皮を被った鬼肆【ヒロアカ】 (ページ4)

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１５４．ページ4

そして再び夕食の時間＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

『わぁ～爆豪君見た目によらず包丁使うの上手なのね～

すごく意外』

爆豪「意外って何だコラ包丁に上手い下手なんざねぇだろ！！」

上鳴「出た！久々に才能マン」

切島「皆元気すぎ…；」

Aが洗い物をしていると、そのへ緑谷がやってくる。

緑谷「Aさん、少しいいかな？」

『あら、どうかしたの？』

緑谷「洸汰君の事で相談が……」

『洸汰？あぁ、あの子ね。その子がどうかしたのかしら？』

緑谷「洸汰君、ヒーロー…いや、個性ありきの超人社会そのものを嫌ってて、僕は何もその子の為になるような事言えなくて……

オールマイトやAさんなら、何て返したのかなって……」

『……場合によるんじゃないかしら』

緑谷「っ…そりゃ場合によるけど…！；」

『私はオールマイトおじさんじゃないから、おじさんが何て声を掛けるのかはわからないわ。

でも…素性もわからない通りすがりに正論吐かれても煩わしいだけじゃないかしら。

言葉単体だけで動くようなら、それだけの重さだったってだけで…大事なのは”何をした、何をしてる人間に”言われるか……

言葉には常に行動が伴うのよ』

Aは洗い物をしながらそう言い、緑谷はそんなAを見ていた。