夜桜の木の下には彼女がいた２～FFI編～ (ページ37)

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そしてその後、南雲と涼野に再びボールが渡ってしまう。

南、涼「「ファイアブリザード！」」

そしてその技はDFの飛鷹を突破し、立向居のムゲン・ザ・ハンドを打ち砕く。

ゴールに入る寸前のところで、木暮と栗松が止めに入りなんとかゴールを防いだ。

そしてボールはイナズマジャパンに。

『上がれ！風丸！』

Aは風丸にパスをだし、風丸は近くの不動ではなく遠くのヒロトにパスを出した。

そしてヒロトは虎丸と豪炎寺にパスを繋ぐ。

虎「タイガー！」

豪「ストーム！」

しかしその技はまたゴールを大きく逸れる。

『(皆焦ってる……こんな時、円堂ならなんて声をかけるんだ……)』

Aは頭を回転させて考えるが、円堂のような言葉が何一つ浮かばない。

皆の息もあがってきたとき、久遠が声をあげた。

久「選手交代！立向居勇気に変わって、円堂守！」

風「円堂！」

壁「キャプテン！」

『フッ、私が考えるまでもなかったかな』

Aはキャプテンマークを外し、円堂に渡した。

『頼んだよ、キャプテン』

円「A、ありがとう！」

円堂の目はいつになく真剣な眼差しだった。

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今回、鬼道さんには待機しててもらいます。ご了承お願いします。