夜桜の木の下には彼女がいた～FFI編～ (ページ6)

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そして試合が終わり、一同はグラウンドに整列していた。

響「選考通過者発表の前に、日本代表チームの監督を紹介する」

皆は響木だと思っていたため驚きの声をあげる。

久「私が日本代表監督の久遠道也だ。よろしく頼む」

円「どうして響木監督が、代表監督じゃないんですか？」

響「久遠なら今まで以上にお前達の力を引き出してくれる。そう判断したからだ」

久「では、代表メンバーを発表する。

鬼道有人、豪炎寺修也、基山ヒロト、吹雪士郎、風丸一朗太、綱海条介、木暮夕哉、土方雷電、立向居勇気、緑川リュウジ、不動明王、宇都宮虎丸、飛鷹征矢、壁山塀吾郎、栗松鉄平、

最後に、円堂守。以上、１６名。そして特別選手として、皇A」

『はーい』

「「A！/Aちゃん！/Aさん！」」

Aは響木の後ろからひょっこり出てきて手を振った。

吹「Aー！」

吹雪が出会い頭早々Aに飛びつこうとした。だがそれは軽く躱された。

吹「あはは、避けるの上手くなったね」

『こうなるって予想してたからね。それより、元気そうだね皆』

綱「久しぶりだなぁA！相変わらずの良い女！」

立「お久しぶりですAさん！」

土「何処のべっぴんかと思ったらAだったか！がははは！」

ヒ「Aちゃん！」

『ヒロト！久しぶり……でもないか』

鬼「どういうことだ？」

ヒ「実は今、Aちゃんの家がお日様園を援助してくれてるんだ。

それで偶にAちゃんが来てくれるんだよ」

円「そうだったのか！？」

『あれ？言ってなかったっけ？』

「「初耳だよ！」」