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３７． ページ37
そして試合当日。
その日の天気は頗る快晴で、熱い日射しがグラウンドを照りつけていた。
円「よし！いくぞ！」
「虎丸くーん！」
その時声が聞こえてきて全員が振り返ると、可愛らし女性がそこにいた。
虎「！乃々美姉ちゃん！？」
木「誰あれ？」
秋「虎丸君のご近所さんよ」
壁「綺麗な人っす」
虎「何しに来たんだよ！」
乃「今日大事な試合なんでしょ？はい！皆の分！
お弁当作ってきたのよ！」
壁「マジっすか！」
皆は乃々美の作ってきたお弁当を見て喜んでいた。
綱「へぇ美味そうじゃねーか！」
土「これは力が湧いてくるぜ！」
乃「これ食べて必ず勝ってね皆！」
「「はーい！」」
『ったくこいつらは本当に……』
ヒ「俺はAちゃんの方が好きだから安心して」
『あ、いや、別にそういうつもりで言った訳じゃ……』
Aは不意打ちでヒロトにそう言われ思わず顔を赤くした。
ヒ「(その顔だけで頑張れる気がするなぁ〜)」
心の中でそんなことを思うヒロトだった。
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2019年3月28日 2時
