173話:買い物先 ページ36
・
『私ーーーー！！私も行きたい！！』
ブ「ダメだ、お前はトリッシュの護衛にまわれ」
『いやいや、考えてみてよ、私は女の子よ？
ナランチャ一人で行くより私が着いていった方が効率よく買い物が終わるわ。それに間違った物を買う心配もないよ。
ねぇ、トリッシュ。
頼んでたのと違うの持ってこられたら嫌よね？
ナランチャ！一人だと不安じゃない？』
ナ「…たしかにオレ一人じゃあ不安だよ〜……種類とかいっぱいあったらどれ買えばいいか分からねぇし…」
ナランチャの一言でブチャラティは悩みながらも首を縦に振った。
やった！……ということで、
ナ「よいしょっと」
『これで買い物終了ね！……ナランチャ、頼んだイタリアンヴォーグ買った？』
ナ「……あ、」
『……気づいてよかった、私ちょっと走って買ってくるから先に車に行ってて』
ナ「ごめんA〜…！」
急いで買ってこよう、ホルマジオが来ちゃうわ。
お店でイタリアンヴォーグを買って走り始める。
大丈夫かな、と不安になっているとふと思い出した。
───────────
『間に合うかなっ…！』
リ「大丈夫だって！
レオに怒られたくなきゃっ、急げ急げｯ！！」
『じゃあねジョルノー！また明日ー！』
ジョ「はい、また明日」
リ「A！もっと速く走れよ！」
『分かってるって！』
──────────
もうどの時かも分からなくなってしまった、いつかの記お……あ゛ぁぁーーーー！！！！！もう戦ってるじゃあないの！！！
車燃えてる！！
『ホルマジオォォーー！！！避けてーーっ！！』
ホ「！！？」
車が爆発する前にホルマジオは離れたが、火の塊は彼のすぐそばまで迫っていた。
ダウン・ウェーブ！と叫び、強力な風を送って火を吹きとばす。
ホルマジオは驚いた拍子にビンの中に閉じ込められていたナランチャの大きさを戻してしまったようだ。
蜘蛛の攻撃がだいぶ効いているみたいでナランチャは気を失っている。話しは早く済ませよう。
『私に攻撃しないで。助けてあげたでしょ？今。
あと逃げないでね。
私、あんたと話がしたいのよ』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 76人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：胡蝶 | 作成日時：2022年7月27日 2時
