2001に奇跡の波を (ページ5)

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5話:太陽ページ5

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『ね、大丈夫？』

？「…ぅ……うん」

リ「お前名前は？」

ジョ「……ジョルノ・ジョバァーナ…」

『ジョルノね。私はA・リカーラ。
よろしくね』

リ「おれはリタ・マリアーノ。よろしく」

その男の子はジョルノというらしい。
黒髪に緑の目の男の子。
暗そうな印象。
あんまり喋らないし。

でも、
〈ジョルノ(太陽)〉か…

うん、ここで出会ったのも何かの縁！運命だ！

『ねぇジョルノ、明日も会わない？』

リ「いいなそれ！俺らと遊ぼうぜ！」

ジョ「…え…、そんな、いいの…？」

『もちろん、私達が誘ったんだからいいに決まってるでしょ？
じゃあ明日の２時、ここで集合ね！』

ジョルノと明日の約束をして私たちは今度こそ走り出す。

リ「確実に怒られるな！」

『ね。今回の罰はなんだろ、楽なやつだったらいいなぁ…』

なるべく早く帰れたら罰軽くしてもらえたりなんてしないかな…

リ「あ、そうそう。
全然関係ない話なんだけどさ、お前カチューシャで変なもの見たことある？」

『変なもの？なにそれ、どんなの？』

リ「んー…なんか黒い影とか。
たまにさ、俺らが皆でいる時とかに人数増えてる気がしたり」

『私はそんなのないけどな。
なに？カチューシャってお化け出るの？』

リ「いやぁ、おれも知らないだけどさ、
思うんだよ、あれ絶対幽霊だって！！！
思い返してみれば肩とか捕まれた気がするし！！！」

『あんた疲れてるよ。ちゃんと寝てるの？

って、ほら！！！
そんなことより早く帰らないと！もっと急いでよ！』