2001に奇跡の波を (ページ21)

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21話:残念だなページ21

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『信用できない人とできる人を１人ずつ、だよね』

ベリー「信用できない人なんて…。
私達何年もずっと一緒だったんだよ？」

スノウ「…あぁ…。家族、だもんな…」

……？
スノウ…？

スノウ「早くやるか。もたもたしてたら何されるかわからない」

『…これ、正直に書く必要あるの？』

ベリー「え？」

『……みんな。信用できない人には私を書いてほしい』

リ「おいA、何言ってんだ」

『何が起こるか分からないんだ。
特に、信用できない人に選ばれればね。
だからそれは私でいいわ』

ベリー「だ、ダメだよぉ…。
Aはそう言ってさっきも危険な役目を…」

リ「そうだ。ダメだ。
だからその役目は俺でいい」

『２人とも、私でいいから…』

リ「A…！」

『…』

私は迷わず信用できない人に自分の名前を書き、信用できる人にリタの名前を書いた。
私とリタはほぼ同時に机の穴に紙を入れた。

少ししてベリーが紙を入れて顔を青くし始める。小さく震える彼女の手を握った。

『大丈夫。きっと大丈夫』

微笑むとベリーも少し安心したみたい。

レオ「全員投票し終わったな。
じゃあ結果発表だー。

まずはこの中で最も信用されている人物！

A！！！お前だーー！
すげーな、お前が一番付き合い短けーのにな！

で！逆に最も信用できない人物は……

残念！」

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レオ「残念だな、リタ」