2001に奇跡の波を (ページ11)

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11話:ルーク…トレイスページ11

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『っと。リタ大丈夫？』

リ「おう、お前こそ大丈夫か？」

『大丈夫』

地下へと続くはしごを降りると、そこは長い廊下だった。
薄暗いが向こうに何かがあるっぽい。

リタとアイコンタクトをとってゆっくり進む。
慎重に歩いて、先にあった扉に手をかけると扉は少し音をたてて開いていく。

その先にはーーーー

ベリー「う…うぅ、うぅぅ………A…」

『ベリー！あんたどうしたの！？
どうして泣いてるのよ…？』

ベリー「うぅぅ…うぅっ」

ジュリア「……」

シャルト「A…無事でよかった…」

リ「…これ、どういう状況なんだ…？」

スノウ「俺達にも分からない…」

『待って…。ねぇ……

ルークとトレイスは…？』

その場が一瞬で凍りついた。

『な…なんなの……何があったの！？』

ベリー「うあぁぁぁぁｯ！！！！！！！
ごめんなさいｯ！ごめんなさいｯｯ！！！」

スノウ「落ち着けベリー！ゆっくり深呼吸しろｯ」

リ「だからなんなんだって！！？」

ジュリア「私が…説明するよ…」

・

ジュリアは青白い顔で静かに話し始める。

その話は信じるにはあまりにも受け入れがたく、隣でリタも絶句している。

だって………ねぇ？

そんな、急に…

信じられないでしょ……

２人が

死んだなんて…